今だから言えること、今だから言っておきたいこと
今週のお題「今だから言えること」
今だから言えること。
ロンドンに住んでいたころの話。
日本食スーパーのアルバイトをし始めた当初は初めてのレジ打ちでいっぱいいっぱいでした。
初日か二日目のレジ打ちの日、バーコードのないカップ紅ショウガを買おうとするお客さんに会いました。
えええいくら???と周りに聞こうとするも、周りもかなり忙しそう。見るとレジにバーコードのない商品の値段一覧が貼ってあるではありませんか。
(生姜は……ジンジャー……これかな!?G!)
Gのつく商品でレジを打ち、お客さんも普通に買っていかれました……。
あとで落ち着いてその商品を見てみると……『Grilled eel』……。
しもうた!ウナギ(一貫)の値段で、生姜を売ってしまったぁ!
(あとで先輩に白状しました。)
お客さん、超高級紅ショウガを売ってごめんなさい……。
今だから言っておきたいこと。
ロンドンで知り合った大好きな友人の中に、トルコ人の子がいます。敬虔なムスリムで、スカーフを巻いて過ごし、お酒は飲みません。
これがまた穏やかで良く笑う素敵な子で、語学学校で一緒に話したり、お茶しながらの英語の勉強会に一緒に行きました。
ヨガの話になったら、私は(服装で)出来ないなぁとちょっと残念そうだったのが印象的でした。
最近イスラム国が怖いです。
怖い、怖いと言われています。
でも、イスラム教の彼女と旦那さんも、トルコで知り合った人や、ヨルダンでガイドしてくれた人も、みんな優しい人でした。
ヨルダンのガイドさんはイスラム国はイスラム教ではない、私たちは人殺しなんてしない、と辛そうに話していました。
信じるものが違っても、お互い認め合うことさえできれば、通じ合うことができる。個と個の付き合いの中で見えてくるのは、レッテル貼りほど無意味なものはないということでした。
いい加減で真面目じゃない日本人だっていっぱいいますもんね。
どうか、どの国の友人たちも、その家族も、平和で幸せに生活できますように……。
年越しスリランカ
今週のお題「年末年始の風景」(今週の一枚)
今年の年越しは友人に会いにスリランカまで行ってきました。
友人は青年海外協力隊として二年間スリランカに住んで、地元の幼稚園の質を上げるべく頑張っているのです。
日本の保育園だってピンキリだけど、でも、少なくとも遊具壊れてないしね……園庭草ぼうぼうじゃないしね……紙芝居見て笑っても怒られたりしないしね(スリランカ内でもいい園もあるそうです。)幼稚園は基本的に学校の前に行く学校のような感覚で、授業が普通にあるそうです。聞けば聞くほど、文化の違いを感じます。
ロンドンに住んでいた時に日本食を大量に持ってきてくれた友人。これは日本食をひっさげ、行かなければ!(ついでに頼まれたプリンターも持っていきました。)
まず、スリランカってどこ?どんな国?と聞かれると、インドの南の先にちょんっと島があるんです。そこがスリランカです。
年末年始の気温25度前後、雨季と乾季があります。
主に仏教で、シンハラ人とタミル人がいて(見分けがつかないけど)、シンハラ語とタミル語という言語があります。
紅茶が有名。ウバもヌワラエリヤもスリランカの地名なのです。
シギリヤロック(一枚岩の上の天空のお城(スリランカの竹田城!?))、仏教寺院をめぐる観光が良かったです。
食といえばカレー!!
友人に教えてもらい、手で食べる初体験!!
右手のみ使います(左手は不浄らしい)。
なかなか難しく、一度うっかりご飯粒を吸ってしまい盛大にむせました。
スパイスがからい!!!でもおいしい。辛いの苦手な私でも、食べたくなります。そして辛さは甘ーい飲み物で緩和。
ちなみにサモサみたいなパンや、カレー以外も何種類かあるのですが……友人の説明を聞くと、
「これは○〇で、カレーが入ってる」
「これは○○で、辛い」
「サラダみたいなこれは香辛料入り」
全部辛いんかいっと突っ込みたくなる、ほぼ全てにスパイス入り。
甘ーい飲み物で緩和。
でもさすが南国、マンゴーやパパイヤ、バナナ、などの南国フルーツが安くておいしい!!!キングココナッツ、フレッシュジュースもおいしい!!
初めてみた果物もたくさん食べて、面白い体験をいっぱいした旅になりました。
スリランカの人たちは、笑顔がステキでした。
年越しはというと、……仏教の国でもあり、4月が本格的な新年ということもあり、特になし。というか、ずっとクリスマス飾り飾りっぱなし(仏教の国なのに)。
カウントダウンも特になく、ホテルの人が爆竹を適当に放り投げて鳴らす感じでした。
暑いし……。年越し感ゼロ……。
ツアーのバスに乗り込むと、飾ってあったのが一枚目の飾り。これだけでも、ツアー会社の方の心いきに触れ、ようやくニューイヤー感を感じ、うれしかったです。
色々良くしてくれた、STワールドのかた、現地のガイドさんありがとう!!
そして何より、友人の元気にやっている姿が見られてよかった〜。一年でカレーを手で食べ、鳥の丸ごとをさばき、八時間バスに揺られながら(文字通り相当揺れるらしい)都心に出る生活をしてきた彼女。でも、生き生きと、ほかの海外青年協力隊の友人たちとも仲良く、楽しそうにしていました。
ありがとー!!あと一年がんばれー。待ってるからねー♪
さよなら青春
いつの間にか10万レビュー突破してる!
最近更新してなくてごめんなさい。
ありがとうございます。
今週のお題「2014年のお別れ」(2014年をふりかえる 最終回)
ひそかに夫婦の楽しみだった「さよなら青春」が終わってしまいました。さよなら……。
さびしいなー。「花子とアン」も終わっちゃったし、さびしいなー。
これと言って毎週の日課や趣味があるわけではないので、日々の小さな楽しみがあるというのは忙しい中張り合いになるものですね。
「さよなら青春」は、別に患者にが好きだったわけではなく、クドカンが好きなんです。
あまちゃん、流星の絆……あの濃い感じ、でも気持ちの変化は丁寧に描く感じが好きなのです。
でもしばしのお別れ。つぎを楽しみにしております。
そうそう、日本の風景にサンタさんがいっぱい飛んでるカードをなかよしさんに送りました。無事にイタリアとロンドンに届いたそうで、『Air Mail』って鬼のように書いたのが良かったのかと思います。
WhatsApp(海外版ライン)でも語学学校で知り合った仲間でやり取りしているけれど、そこで衝撃の事実が。
みんなMerry Xmasって普通に使ってる!(台湾、イタリア、ブラジルの友人使用。)
なんか、Xmasって、小さいころ調子に乗って使うと日本人だけなのよ〜。本場はそんなこと使わないんだからって馬鹿にされませんでした?
なんだ、キリスト教徒でも使ってるし、世界的に通用しちゃってるじゃなーい。
と思いました。
お芋ほり
イタリアの友人から、台風大丈夫?と来た今週頭を超えて、(海外でも話題になってるのかな〜?)
勤め先の保育園のちびちゃんたちと、お芋ほりに行ってきました。
保護者の方も一緒に、電車とバスをのりついで。
気持ちのいい天気。
去年、土の上を歩くのも嫌だったゼロ歳児さんが、1歳児になった今、裸足になってお芋を掘っている。
すごい成長ですね。
今年涙してできない子も、来年再来年、ある年掘れるようになる時が来るものなのですね。
保護者の方はお楽しみが増えたということで。
ご飯の後、少し畑の周りを散策。カマキリ、クワガタ、カラスウリ。出会いに何を感じたのかな?
子どもたちの心を育てるのって、大人じゃないんだなって実感します。
自然とお友達と、それからやってみようとする心。
それを、いかに大事にしてあげられるかが、大人の役目なのではないかなと思います。
中東、ヨルダンの旅
先週までに、怒涛のように月末までの仕事を片付け、行ってきました、ヨルダン。
なぜにヨルダン?
大丈夫なのヨルダンの治安?
というかヨルダンってどこ?
という質問にこたえると、
友人の(夫の親友であり、留学中かなりお世話になったヨルダン人カップルの)結婚式に出席するべく夫婦で行ってまいりました。
ヨルダンとは中東であり8割砂漠の国で、サウジアラビア、シリア、イラクと国境を接する……王様がいて軍隊が強いためか、……治安はよい国です。
難民は数万単位で流れてきているそうですが、貧困に苦しむ人やストリートチルドレンやもの売りを見かけることはなかったです。ベドウィンという遊牧民の人たちは、たくさんいてあちこちでテントがあり、羊や山羊やラクダとともに生活しているようでした。
インディージョーンズの舞台となったペトラ遺跡、死海が有名です。
せっかくなので式の前に観光。
アラブの国、砂漠の国、突然ある遺跡、世界の果てまで行ってQでみたような光景が広がり、信号のない道をラクダが横切る国でした。
ぺトラ遺跡は岩と岩の間を歩いていくと、突然ドーンと遺跡がお目見えします。その奥にもローマ時代のコロッセウムや、巨大な神殿に圧倒。
ワディラムは砂漠です。岩がにょきにょきとそびえたっていました。
砂漠の中で、見る空は、今まで見たことのない迫ってくるような星空でした。
死海は、ホントに浮きました!!面白い!!けれど、興味半分で、水に口をつけてみたところ、うええええええというほどしょっぱかったです。唇ひりひり……(笑)。
食事もメザという前菜が食べきれないくらい出て、お肉もおいしく、辛くなく、口に合い、調子に乗って食べていたら3日目からずっと腹痛と戦う羽目になりました……。
それでも観光はしっかりする死海にも入るという私……。
でもここまではまだまだ観光地としてのヨルダンしか私たちは知らなかったのです。
ヨルダン最大の都市アンマンに到着した日であり、結婚式2日前、友人が「叔父が親戚集めてホームパーティーを開くから、一緒に行こうよ。」
と誘ってくれ、1年ぶりに友人と再会し、パーティーに行くことにしました。
と、ついたおじさんの家は、豪邸……。
庭でのパーティーに親戚100人くらい……。
好きに飲んでくれと、指さす先にバーカウンター(バーテンダー付)。
きれいに刈り込まれた庭の周りには本物の炎がメラメラ。
DJのいるノリノリのスペースで、若い人はおろか杖ついたおじいちゃんまで踊りに入る(各自踊りたいときに踊るという感じ)。
ジェームズボンドがいるんじゃないかと思うような、絵にかいたアラブの豪邸のパーティーでした。
トイレから戻ってきた旦那さんが「トイレが広い!」と大興奮(笑)。
実際6畳くらいある部屋……洗面所別。トイレに住めると話題になりました。
うたげは深夜一時まで続き、新郎父からショットを勧められ……。他の海外から来た新婦の友人達と、連帯感を感じて話し、その後新郎である友人の車でホテルまで送ってもらいました。
さっきまで飲んでたよね……飲酒運転じゃ……。きくと、「今日はそんなに飲んでない」という彼。普段でもちょっと怖い道路事情なのに……。ヨルダンではまだまだ甘いようです……。
そして、結婚式当日。
新婦のいとこという方にホテルまで迎えに来てもらい、まずは新婦の自宅へ。
新婦は家でウェディングドレスに着替えて、みんな続々とお祝いを述べて写真を撮り、その後アラブの民族衣装を着た楽隊がお迎えにやってきて、新郎の待つ教会へ向かいます。
私たちも新婦友人の女の子の車に乗せてもらい、教会へ。200人くらい。
受付もなく、ぞろぞろと教会に入り座って待っていると花嫁登場。
神父さんが何か言ったり、聖歌を歌ったりするのですが、ヨルダン語(アラビア語)なので何を言ってるのかさっぱりわからずでした。
終了後、披露宴まで2時間ぐらいあるため、一度海外組の新婦友人が泊まっている家に車で送ってもらいお邪魔してのんびりして、車でまた披露宴会場まで迎えに来てもらうことに。
ところが時間になっても迎えが来なくて、不安になる海外友人組の私たち。
新婦友人の連絡先もわからず……。
30分過ぎ……タクシーを拾うか、迎えに来てくれるはずの新婦友人を待つか……
50分過ぎくらいでようやく新婦友人の車が到着、乗り込みました。
披露宴会場は、ゴルフクラブという山(と言っても木は生えてない)の上にある屋外のパーティー会場。
遅れて行ってもまだ全然始まっておらずでした。
新郎新婦が楽隊とともに入場してきました。
踊り、独特のお祝いの雄叫びがみんなから聞こえてきて、囲まれながら中央のステージへ。そして、踊る!
踊りながらみんなを誘い、みんなで踊る!
途中夕飯が用意され、ビュッフェスタイルで取りに行ったり、踊ってる途中にウエディングケーキがでて、あっという間にカットしたりしましたが、あとはほぼ踊り!
アラビアンナイトみたいな曲から、クラブミュージックまで。
叔父さんも叔母さんも子どもたちも若者も、新婦両親も新郎両親も、みんなで踊る!
受付も、祝辞も新婦の手紙も、新郎挨拶も、余興も、ファーストバイトも、なにもなく、5時間ぐらいまで踊り続け、各々食べて飲んで踊って満足したら個人的に挨拶をして帰っていく感じでした。
ご祝儀どうしようと悩んでいましたが、それどころか新郎新婦が踊り続けているのでプレゼント渡す暇さえなく、折をみて踊っている二人に渡しに行きました。
ウェディングドレスで5時間踊り続ける新婦。すごい。
結局、夜中の3時にお開きになり、新婦友人が車で迷いながらもホテルまで送ってくれました。
友人なのに、初めて会った人なのに、嫌な顔一つせず当たり前さ!と、車で送ってくれた友人たちのやさしさに感動しました。
ホテルに帰って来てから、夫と話したことといえば、
「いやー……すごかった」
でした。
面白いとか感動したとかいいとか悪いとかをもう超えてただただ圧倒され……
いやー……すごかった
7泊8日でヨルダンの旅
今週のお題「私のかばん」
普段のカバンの中身といえば、保育士のカバンには奇妙なものがたくさん入っています。
着替えとか。お便り用原稿、日誌、筆箱、タオル、時々画用紙、絵本、空の牛乳パック、フェルトetc.
かなり重い&かさ張る……。満員電車でいっしょの皆様すみません。
ただ、イギリスに住んで、旅慣れてきたせいか、旅行かばんは極力少なくなりました。
ついこないだ夫婦でヨルダンへ友人(ヨルダン人)の結婚式に7泊8日行ってきました。
ロンドンで旦那さんのクラスメートであり、単位獲得にお世話になった、ヨルダン人の男の子とそのフィアンセ(彼女もいっしょに住んでいて、たまに4人で会っていた)がめでたく結婚したからです。
(アラブの超富豪のホームパーティーにお邪魔したり、踊りまくりの300人披露宴はまた後日。)
ですが、夫婦のスーツケースは大一つと機内持ち込みサイズの小一つ、機内で使えるようリュック、肩掛けの四つで、スカスカ。
結婚式に出席予定なので、ドレス、スーツ、靴、カバンなど一式持っていき、死海に入る予定だったので水着とビーチサンダルも二人分持っていきましたが、スカスカ。
普通に旅行だったら手荷物のほか、機内持ち込みサイズ2つで十分だったんじゃないかと思うほどでした。
夏服だったからなのもありますが、
大きな要因の一つは、旅先で洗濯する。ということを覚えたから。
(以前、ツアーガイドさんに教えてもらいました)
Tシャツなど簡単に乾きそうなものは洗面所でしゃぶしゃぶ洗って、備え付けのバスタオルではさみ、上から踏んで脱水!そして乾かしておくと、大体一晩で乾きます(環境と湿度と素材によりますが)。
ということで、3〜4日分の服&洗剤&ロープ持参で挑みました。連泊するホテルがあったのでしめたものでした。
タオルは捨てて帰ってもいいものを持参しました。が、お土産にワレモノを買ったので、クッション代わりに使えました。
また、意外とお世話になったのが、機内用スリッパ。
薄いし軽いので、持ち運びに便利なほか、ホテルで履き替えて使っていました。
コンタクトはワンデーで、洗浄ボトルいらず。シャンプーは試供品、化粧水などは小瓶で持っていきました。
今回の旅行がヨルダンだからという、ならではの持ち物は、日焼け止め、虫よけ。
長袖。水着一式。サングラス。
あまりにもスカスカなので、持って行ったワンピースが、セレブのホームパーティーにお邪魔した時に活躍……。もってっててよかった。。インディージョーンズ用のアクティブな格好でお邪魔するところだった……。
唯一持ってくれば良かった〜と思ったのが、食あたりの薬でした。