いまさらですが

今週のお題「ひな祭り」

元同僚パートの先生から素敵な折り紙の贈り物がありました。
折り紙のお雛さま。早速作って飾っておりました。
日本的季節感のないうちに「ひなまつり」という風を運んできていただいたような。嬉しい贈り物でした。

肝心の三月三日はというと、珍しく二人とも空いた時間が出来たので朝早くから、「ロンドン観光」に行ってきました。


初のロンドン塔とタワーブリッジ


いつでも行けると思うと意外と行かないもんです。
でも行くとなれば、タワーブリッジの跳ね橋が上がるところも見てみたい。
タワーブリッジのホームページを見てみると、

なんと一日2回が一週間に2、3日ほど(つまり週に4〜6回くらい)しか開かないではないですか!しかも日によって時間も曜日もばらばら。1回10分
そりゃあ、観光で上げてる訳じゃないですもんね。橋をくぐれない大型船のために上げるんですもんね。

そして3月3日は、朝7時半と7時50分にオープン。
7時50分の跳ね橋を見に行きました。
さすがの観光客も誰一人見当たらず。すがすがしい。
川のほとりをジョギングしている姿はありました。なんだかいいなー。

跳ね橋が上がるときは、路線バスもとまって待ちます。



タワーブリッジ内の開館時間は9時半からだったので(日によって変わります。)イングリッシュブレックファーストを食べてから行きました。
中は展示室になっていて眺めもいいのですが、面白かったのはタワーブリッジがどのように出来たか、どういう仕組みなのか、映像や写真や子どもにも分かりやすい実験までつかって知ることが出来ることでした。


ちなみに歌で有名な「ロンドン橋」はタワーブリッジの次のとっても地味な橋。
でも、本当に何度も落ちてるらしいです。この橋。
しかも、昔は橋の上に商店が並ぶ橋だったとか!


たっぷり堪能して、橋の北側にあるロンドン塔へ。
ちょうど夏目漱石の「ロンドン塔」を友人からもらい、読んでいたのでそんな歴史の流れも感じつつ……浸りました。
その頃には各国の観光客が集まり、朝の静けさは影も形もありません。


中では「ビーフイーター」と呼ばれる人が、案内解説をしてくれます。



「ここから囚人が入ってきました。二度と出て来れないといわれていました」

「ここで、アン女王が処刑されました。」
「幼い王子達が即位の日を待ってる間に行方不明になり、ここで死体が発見されました。ブラッディータワーといわれています」
「あそこでガイホークスが幽閉されていました。」



ロンドン塔って……。
怖い。
お城だったときよりもずっと牢獄だったときの方が長いんです。
拷問の器具とか展示されてます。

とはいえ、王家のものでもあるので、大きなダイヤモンドがあるジュエルハウスや甲冑や剣、武器などの展示もあります。


ホワイトタワー(一番初めにお城として建てられた建物(1066頃))


塀の内側にちょっとした教会などがある村みたいな場所や芝生もあり、不思議。

ちなみに「カラスがいなくなると滅ぶ」という伝説のもと、飼われているカラスがいます。ふくふくツヤツヤしたカラス達。
青空とあいまって、なんとも毒気のない。


予想以上に広く一つ一つのタワーに展示があるので、全部めぐるのにかなりかかりました。
全部で半日観光の予定がたっぷり一日観光になりました〜。