二年

二年前の今日、東京にいました。
ロンドンは地震がない。ちょっとしたお店の棚や、ものの置き方や建物に、やっぱり感じてしまいます。

私自身東京にいたので地震自体の被害はほぼ無かったけれど、あのときの学童の子達や、帰るのも大変だった旦那さんや、物が無くなったり電気が心配だったり、東北のことを思うと普通に生活することがどれだけ申し訳ない気持ちになったか、あのときの気持ち、なんというか、私含め日本中が異様な不安状態にあったのだなと、今思います。

その後も何か出来ることはないか、何かすこしでも、そんな思いでいながらわずかしか協力出来ない自分を責めているような。

それでも、二年たって、だいぶその頃の気持ちを忘れているような気がします。

日本のテレビも見られない今、改めて、今の復興はどんな状態なのか、原発は?放射線は?住宅は?もっとちゃんと知りたいなと思います。



ロンドンでは、年末世界の写真展があり、そこに震災の様子の写真もありました。
最近はチャリティーコンサートや、いろいろな催し物も行われるそうです。


こちらの人たちも、何かしたいという気持ちが沢山なんですね。
遠いけれど、心は近いです。