もりだくさんドイツ旅行(2)

ロンドンも急に春になり、我が家は暑いくらい…。

さてドイツ旅いよいよ観光の巻です。
(日程、交通を見たい方は1をご覧ください)

「観光の巻」

ケルン「ケルンの大聖堂」
街中にどーんと立っている感じ。大きい!!!近くに駐車場があります。私達はそこから行きました。近くに駅もあるそうです。
中はステンドグラスがきれいでした。ミサの時間も歌があったりして素敵なんだそうです。遭遇したかったな〜。他の教会と違うのが地下室みたいなところがあるところ。なにか有名な方が眠っているそうです。

ケルン「チョコレート博物館」
カカオの歴史から生産ラインまで見ることが出来、トッピングを自分で選べるチョコが売られていたり、子ども達はチョコ作り体験もしてました。チョコの泉があったり、お子さんには楽しそうな所です。古いチョコの缶、かわいい。クリスマスやイースターようのチョコ型もあって、素敵でした。あの、リンツのチョコウサギの型も!



ミュンヘンダッハウ強制収容所
ナチス時代の収容所です。
ミュンヘン市内からはちょっと遠いので、車で行きました。
入り口に「働けば自由になる」という言葉がある門。


中は広く、一部展示室があります。生々しい写真が、生活や人体実験の様子を表していて門の言葉なんてうそばっかりだったと分かります。今でも流れる重い空気。恐ろしい。部屋も年を追うごとにひどくなってベッドの仕切りすらなくなって詰め込まれていく……。じっくり見られませんでした。ネバーアゲイン…ほんとにそうですね。


ロマンチック街道
フッセン「ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城」


ノイシュヴァンシュタイン城東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったお城です。ふもとの町(観光案内所やレストランもある)から一本道が延びた先です。私達は一本道を上がった一番近いホテルに泊まったのでそこから歩いてお城に行きましたが、ふもとからは「確かに歩けるけど、けっこう疲れる」くらいの距離にあるので、馬車が出ています。ちなみに夜中は道、真っ暗。
見上げたお城は確かに美しい。雪の中、白く山の中に立つ姿は本当に白鳥のイメージ。中もまるでおとぎ話のお城でした。
これを作った王様は、中世の人ではなく、中世にあこがれた人なのだそうです。美しいものが好きで、人とあんまり関わりたくなくて、歌劇の世界に生きたくて、身を滅ぼしてしまった人。さぞ夢見心地の王だったことでしょう。
ホーエンシュヴァンガウ城はそのお父さんが建てたお城です。もうちょっと低いところにあって小さめ。

お城のチケットは観光案内所で両方のお城のセットでも売っていました。


ロマンチック街道
ローテンブルグ・オブ・デァ・タウバー「ローテンブルグの旧市街地」


フッセンからアウトバーンA7で行きました。要塞都市と言われているだけあり、ぐるりと町を城壁が囲んでいます。
町並みはまるで絵本の世界。いちいち可愛い。8時ごろから、ナイトツアー横目に勝手に探検していました静かで街灯の明かりがとてもきれいで、ジブリの世界。



ただ、レストランはすでに閉まっているところばかりで、夕飯はホテルのバーのピザでした〜。
朝のローテンブルグはリアル「世界まち歩き(知ってます?)」。城壁も登れて壁沿いに景色が楽しめます。

普通の観光客の方が行かないような裏路地を、まるで子どものように探検してしまう私達……。
ちょうどイースター飾りがとっても素敵。
看板もいちいち可愛い。

ロマンチック街道の数ある都市の中で、ここを選んだのは正解でした。その分日本語をちらほら見かけました。日本人に人気のスポットなんだろうなぁ。


ロマンチック街道にて
ロマンチック街道は一番下のフッセンから真ん中辺りヴァルツブルグというところまで伸びています。
その時は、ローテンブルグから出てクリクリンゲンというところまで行き、その後どこまでロマンチック街道を北上しようかと迷っていました。とりあえずインフォメーションセンターまで行ったは良いものの、外は大粒の大雨。そのとき、大雨の中、突然おじさんが車の窓を叩きました。「どこに行きたいんだい?ロマンチック街道かい?ちょっと待ってな(英語)。」そしてインフォメーションセンターに消えてしばらくしてまた走ってきてくれました。手には地図。「今ここだから。ここを行くといいよ。プリティーなお城があるよ。」びしょびしょになりながら地図を広げて教えてくれました。
おじさん、ありがとう!!助かっただけでなく、おじさんの優しさが私達を和ませてくれました。
おじさんの教えてくれたお城は「Weikersheim」にあります。たどり着く頃には雨も小降りに。静かで素敵な広場の先に、素敵なお城がありました。



(後半に続く)