もりだくさんドイツ旅行(3)

「観光の巻、第二弾」


ハイデルベルグ「ハイデルベルグ城と町」
学生の町。結構栄えた町でした。川沿いに古い町並みが残っていましたが、可愛らしいローテンブルグとはまた違って趣きある感じでした。

魔女の宅急便っぽい!(ハイデルベルグ城から見た景色)


夜もきれい。

ハイデルベルグ城は、半分廃墟!?裏に回ると崩れかけた塔が……。

ラピュタ!?(ジブリのイメージから抜けない私……)

ロンドンの語学学校で知り合った、ハイデルベルグ出身の友人からのお勧めで、ビアホール兼レストランの「Kulturbrauerei」(よ、読めない……)で、ザ、ドイツ料理を堪能してきました。こちらのガイドブックにも載っていたので有名なところなのかもしれません。おいしかったー!!


それから、ハイデルベルグ大学の図書館?に潜入。なかなか豪華な階段でした。
川まで行き、きれいな橋をみて、もう一つ、変り種に行きました。
それは学生牢。
その昔、ハイデルベルグ大学は悪いことをした学生を入れる牢を独自に持っていたそうなんです!悪いこととは「呑んだくれる」「夜騒ぐ」など。しかし、そのうちにこの学生牢に入ることが一種のステータスになってしまい、一度も入らないやつはだめだとまでいわれるようになったとか(笑)。そのため、悪いことの一つとして近くの豚小屋の豚を逃がす学生が続出したそう……。豚小屋の主人かわいそう(笑)。

狭い部屋には所狭しと落書き、彫り物があり、でもなんかセンスがあり若さを感じました。社会科見学の子ども達が来ていたけれど、そんな昔の若者をどう思うのでしょー(笑)。


ベルリン「ベルリンの壁、チェックポイント・チャーリー」
ハイデルベルグで頭痛に悩まされつつも、翌日は復活。6時間チョイの滞在でしたが、しっかり見てきましたベルリン。いやあ都会。ベルリン中央駅からSバーンに乗ってOstbahnhofで降りると、すぐ近くに長いベルリンの壁が残されています。



アートの壁になっていますが、アートにも思いが込められています。思ったより低いけど存在感あり。これが延々続いていて、向こう側にはいけないのかと思うと、異様ですね。
その後、地下鉄に乗って一回乗り換えKochstr駅近くのチェックポイント・チャーリーへ。

これは、西ドイツと東ドイツにまたがる関所のようなものでした。
近くにベルリンの壁についての展示がありました。
あの手この手で壁の向こう側へ行こうとする人、多すぎ!!そして工夫がすごい。スーツケースの中にもぐりこんだりスピーカーにもぐりこんだり、気球や飛行機を自作したり。ベルリンの壁が崩壊したとき、町の人々はさぞ嬉しかったでしょうね。

あ、忘れてました、ブランデンブルグ門。

大きく美しい門ですが、それよりも近くにホテルに要人が!?物々しい雰囲気と、門のふもとを楽しそうに走り回る10人乗りぐらいの自転車が気になって仕方ありませんでした。

ついでに「パリ」
夜行列車の最終地点がパリだったので、ちょこっとパリを歩きました。
観光地に行かない分のんびりお店を見ました。さすがセンスいいなぁ。なんて思っていたら、万引きしたお姉さんが警察に捕らえられてるところに遭遇……やっぱりちょっとこわいわ〜。
でも、前回来たより緑が沢山で花が咲いていて、花の都パリらしく広々していて素敵でした。



やーこうざっと書いても盛りだくさん。そりゃ体調も崩しますわ。でも、一生のうちにまた行けるかどうか分からないと思ったら、色々行きたいもんですね。そして余すところなく楽しめて、大満足の旅でした。