発音について思うこと

日本人は発音が下手だというけれど、そんなことはないと思うこのごろ。

もちろん、ネイティブのイギリス人に比べたらそれはそれは違う。


ただ、世界的に見たら、日本だけじゃなくてそれぞれの国の訛りがそれぞれにあるのです!
イギリスの人は、アメリカの人の発音さえ、一緒にしないでという感じです。


私の分かる範囲だと、
イタリアは語尾が巻きあがる。語尾だけ、イタリアーノ!という感じ。
スペインのマドリードは、短く強い。急いでる感じ。
インドは癖があり、短くタッタッタッという感じ、そして早い。
トルコは舌ったらずでちょっと可愛い。
タイや台湾は、鼻に抜けるような、プワーっとやさしげ。

ちなみに日本人は、どの言葉もなんとなくでは消えない。はっきりしているイメージ。そして、日本人の私には非常に聞き取りやすい。
お客さんが日本人かどうかの判断材料になります。
そして日本人のお客さんには、私が日本人だとアピールするためにも、日本語で「はい!」とはっきり返事するようにしています(笑)。「Hi!」ではなくて。


でも、私が思うのは、発音を気にする必要は無いんじゃないかってこと。
発音なんて、第二外国語が英語の国は(第一外国語が英語の国でさえ)みんなが違うんだから、多少通じりゃそれでいいと思うのです。

舌の動きがどうのなんて考えてたら、会話できないです!
それより、いっぱい日本人以外の人と話すほうが、相手に伝わってほしいと思うから、相手の発音に近くなっていくのです。
イタリアの友人とよく話していた時は、自分もイタリア訛りがうつってました。

って、そっちを習得してどうする、私(笑)。


ようやく、なんとなく同僚の早いおしゃべりになれてきたこのごろ。
まだ、聞き取れないことも多いけれど、なんとなく内容が分かって、
ここは話しに入ったら楽しそう、ここは個人的な話だからほうっておこう、などと区別できるようになりました。


と思ってたら、今日はネパール出身の同僚が勢ぞろいの日でネパール語が飛び交ってるし!さっぱり分からん!!
ここはほんとにイギリス?そして日系のお店!?(笑)

それでは今日も、
「ダンニャバート!!」(ネパール語でアリガトウ。これだけ教えてもらった。あと、叔父は「マー」)