イギリスで出会った人(日本好きな人編)

イギリスで出会ったブリティッシュ系イギリス人というのは、旅先でちょっと話した人は多いのですが、本当に仲良くなったのはたった一人です。
それも、日本大好き!なイギリス人。Bさん。

前にも何度かこのブログに出てきている彼ですが、いつもニコニコと陽気な20代後半の背高い金髪青年です。
そして、以前、数年茨城にいたこともあり、日本大好き、日本語に関して超のつくほどまじめ!



もともと日本語を話したい人たちが集まる会で出会い、ネイティブイングリッシュを教えてもらおうと、私たちがナンパしたようなもの。

月一で三人で勉強会でしたが、彼は水を得た魚のように日本語を話すものだから、私たちは十分の一も英語を教わらなかった気がします。
でも、異国の地で日本語を教えてと言われると、嬉しくなっちゃうんだよなぁ。。


勉強会場はいつも、彼が紹介してくれた素敵なティールームでした。

私と旦那さんはここぞとばかりイングリッシュブレックファストという紅茶を頼むのですが、健康に気を使う彼はいつも「オレンジジュース、プリーズ」。

今までの勉強の成果を発表するように、
「オヒサシブリデスネ!オゲンキ、デシタカ?」ととっても嬉しそうに言い切る。
そして、持ってきてくれた店員さんに言う「Thank you very much!」という一言が、とっても流暢!!!
あたりまえですが、素晴らしく早い(笑)。

NHKをしっかり見ているため、「シンゾー アベ について、ドウオモイマスカ?」そんなトピック!

持ち歩いてる分厚い辞書は、日本語を文法的に解説。

いやぁ、まじめです。

ちなみに、なぜか日本語できない弟さんが、日本人女性と結婚!
Bさんも結婚式のために私たちより一足早く日本に行き、一人で沖縄にも足をのばし、日本人ツアー客に混ざって楽しんでいました。




一方。
もう一人、旦那さんが日本人だからという理由でパブでナンパされ、仲良くなったベルギー人の青年も日本好きです。
H君。20代後半?ラオス系のベルギー人なので、顔は日本人に見えます。小柄だけど、物腰柔らかでおとなな印象。

しかし、Bさんとは対照的な感じの日本びいき。

彼は、日系のゲーム会社に勤め、ゲーム、アニメ、AKB、日本のテレビ大好き。
日本語は大体聞き取れるけど、話すのは得意じゃないからと、いつも会うと英語で話していました。

ついに、こないだAKBのコンサートのために日本へ。ついでに私たち夫婦とも夕飯をご一緒しました。
コンサートは二日間。前日にも会場に行き、グッツをゲット!

改めてAKBの威力、経済効果ってすごいんだ……。同じようなCD何枚も買ってるところを横で見る限り、ファン泣かせの売り方だと私は思うけど……。

彼は陽気で優しい感じなので、ほかの国から来たAKBファンともすぐ仲良くなって、飲み明かしたそうです。
日本に居ながらにして、私とは全く違う日本の楽しみかたをしたんだなぁ。


そんなH君の目標は、
いずれは日本に家を買う!

『え?地震?僕にとって地震なんて、全く気にすることじゃないさ。それより日本が好きなんだもの!』

言い切る彼なのでした。




そういえば、イギリス最終日近く、そんな彼らを引き合わせてみました。
日本好き通し、盛り上がってはいたのですが、終始イギリス人のBさんの押しが強い。
日本語でがんがん質問していました。
「ニホンゴケンテイ、ウケましたか?」
やっぱり質問がまじめだよ、Bさん(笑)!

逆にゴクせんのヤンクミや、GTOなどの話題になると詳しいH君でした。
しまった。私、どっちのドラマも見てなかった〜。
エンタメの強さでH君に負ける私なのでした。


「ナツメソウセキ、読ンデタコトアリマシタ。モチロン英語で♪」
Bさん、エンタメもやっぱりまじめですね!


H君はまたAKBコンサートのチケットが取れたら来てくれると思うので、会えるかなと思います。
Bさんは就職したばかりなので忙しそうですが、ぜひぜひウェルカム日本です♪♪