だいこんと鶏の煮付け
今週のお題「寒い季節の楽しみ方」
まず、だし汁で鶏肉を煮はじめます。
大根と人参を切って、醤油とみりん、砂糖を加えて煮込みます。
アルミホイルで落し蓋。灰汁をとって弱火でゆっくり。
お肉に十分火が通り、大根がつややかに透き通り始めたら、人参のチェック。フォークでさすとほろりと欠ける。
そんなぐらいになったら、お肉はだんだん飴色になってきて、てりというものが出来てきます。大根の肌も汁と同じ色になってきて、こっくりとした色合いからじんわり染みているのが分かります。
昨日はそんな夕飯。最近の夢がかないました。
大根を、ジャパンセンターで見つけたのです!
知ってました?大根って、ジャパニーズ・ラディッシュっていうそうで。
近くのスーパーにないのです。
とっても簡単な夕飯だけど、大根の煮込んだのが食べたかったのです。醤油とみりんの黄金コンビでくたっとじんわり煮込まれた大根……おいしかったな〜。
大根。
お雑煮食べたいと思ったら大根、大根おろしにお味噌汁。時にはサラダにしたっていい。ふろふき大根なんて最高。
大根恐るべしです。
大根がないだけで、こんなに自分の作れるものが貧弱になるなんて。
今日は残りをお味噌汁かふろふき大根にしようかしら♪
ああ!
お味噌がないのでした……。
やっぱりジャパンセンターに頼るしかないようです……。
味噌が簡単に買えない生活なんて。
よく思うのですが、イギリス料理がおいしくない理由は、旨みにある気がします。
出汁やブイヨン、コンソメ、鶏がらエトセトラ。
本人達は縁の下の力持ちなんだけど、無いとだめな、いい味出してくれる彼ら。
彼らの存在を軽視してきたんじゃないかな〜。
揚げるか煮るか塩かけるかでごまかしてきたんじゃないかな〜。
その点、日本の出汁は最高です。たとえ出汁の素でも(笑)
ちなみに、旦那さんの今年の冬の野望はもつ鍋です。
……ロンドンで叶えられるでしょうか。